インジケーター バイナリーオプション 初心者 投資

トレンド系ツールと仲良くなろう ~ボリンジャーバンド 編~

更新日:

Japanese all-rounder

今回はついにボリンジャーバンド(Bollingerband)の登場です。
言わずと知れた非常にメジャーなテクニカルツールです。

ボリンジャーバンドにぶつかったら反発するから逆張り!みたいな使い方をされることが多いですね。
いったいどんなツールなのか詳しく見ていきましょう。
これからもいろいろな場面ででくわすインジケータなのでここでしっかりと理解しておくことをおすすめします。

ボリンジャーバンドってなに?

仕組みを単純に説明すると

移動平均線+統計学=ボリンジャーバンド って感じでしょうか。

移動平均線に統計学の「偏差」という概念を導入したインジケータなのです。

移動平均線に偏差の考えをを導入することで価格変動のばらつき(値幅)を捉えようとしたのがボリンジャーバンドなのです。

ボリンジャーバンドは基本的に5本の線で表示されることが多いです。3本だったり7本の場合もあります。

上は一般的なボリンジャーバンドをチャートに表示させた状態のチャートです。

5本の線が描かれていますね。

上から順に「+2σ」、「+σ」、「センターライン(移動平均線のことです)」、「-σ」「-2σ」と名前がついています。

基本的な考えとして、
「+σ」と「-σ」の間に価格が収まる確率が約68%。
「+2σ」と「-2σ」の間に価格が収まる確率は約95%。

上にはないですが「+3σ」と「-3σ」の間に価格が収まる確率が約99%と言われています。これらをすべて表示すると7本になりますね。

ざっとこんな感じです。これだけ見るとやっぱりバンドにぶつかったら逆張り!としたくなりますよね。
でも、残念ながら、この確率はあまりあてにならない数字なのです。

ボリンジャーバンド95%で反発する!ってほんと?

ボリンジャーバンドの±2σ内に95%おさまるってきいたのに全然おさまってないやん…。
これはみなさんよく思うところじゃないでしょうか。

まだ使ったことがない初心者のかたもいると思います。使えばわかります。ボリンジャーバンドって想像以上に抜かれます。

下のチャートみたいに。

黄色矢印の部分ではボリンジャーバンドの±2σからはみ出しまくっています。

画像で示したチャートには21本のローソク足が表示されていますが、実にそのうち8本も±2σから外に飛び出てしまっています。

±2σ以内に収まったのは13/21です。確率にして約62%です。。。

なにが95%だよ!嘘つき!!

そう言いたくなりますよね。…わかります、その気持ち。
でも実際問題、結構な頻度でこういうチャートに遭遇するんです。

ボリンジャ-バンドはどうして確率通りにならないの?

先ほどの例のように95%とか99%って数字をうのみにしてトレードすると負けます。
なぜなら本当は一般に言われている確率通りに価格が動いてくれないからです。

どうして確率通りにならないのでしょうか? 解説していきます。

●理由1 サンプル不足

ボリンジャーバンドの期間は20や21が使用されることが多いと思います。
そのせいで統計としては分析対象が少なすぎるという点があげられるでしょう。
20個やそこらのサンプルでは明らかに標本不足です。

●理由2 価格は正規分布しない

標準偏差というものは、正規分布する現象に対して意味を成す統計です。
正規分布:テストの点数や、身長の高低などでみとめられる分布の仕方です。
価格変動は正規分布に似た分布にはなるのですがあくまで似ているだけです。

学術的な視点から言えば、ボリンジャーバンドの確率は正確ではないと言えます。

このような理由により単純なボリンジャーバンドの反発確率をうのみにしてはいけないことが分かっていただけるかと思います。
しかしながら、完ぺきではないもののある程度の有効性は有していることも事実です。
多くの人がボリンジャーバンドの反発を予測してトレードしているため、同じ目線で取引することになります。
その点で優位性はあると考えられます。

ボリンジャーバンドの見方

ボリンジャーバンドの反発に期待した逆張りトレードが有名ですが、実は他にも活躍する場所があります。

【スクイーズとエクスパンション】

ボリンジャーバンドの動きを見ていると、バンドがぎゅーっと縮む時と、一気にドカーンと上下に広がっていく動きがあることがわかります。
そしてそれぞれの動きには名前がついています。

縮小する場面:ボリンジャーバンドがスクイーズしている
拡大する場面:ボリンジャーバンドがエクスパンションしている

と表現します。実は価格というものはこのスクイーズとエクスパンションを繰り返しながら変動していくものなのです。

ちなみにスクイーズは収縮して次の大きな価格変動に備えてエネルギーを蓄えている状態です。
一方エクスパンションは、スクイーズで貯められた相場のエネルギーが大きく爆発した瞬間と考えてください。

おおよその目安ですが、終値がボリンジャーバンドの±2σを突き抜けることでエクスパンションの始まりと考えてもいいでしょう。

画像のところでスクイーズしていた局面(赤丸)から大きく上に価格が動きエクスパンションしているのが見てとれますね。

そして画像からわかるようにこの収縮と拡大を繰り返して相場は展開していきます。

重要なのがこれをどう使うのか、という点ですね。

「スクイーズからのエクスパンション」この流れをトレンドの発生として相場判断に用いれば良いのです。

エキスパンションが起こるとバンドの拡大にあわせて価格がバンドに沿って動くという傾向があります。
ちなみにこの現象をバンドウォークと言います。これはトレンドを示唆する重要なサインになります。

↓バンドウォークの図

【バイナリーでボリンジャーバンドの逆張りは有効か?】

これは本当に気になるテーマだと思います。

ってことで検証してみます。

2018年 1/1~6/13 USD/JPY 5分足 FXDD社のヒストリカルデータを参照

ボリンジャーバンド期間20 「+2σでローエントリー」、「-2σでハイエントリー」
として検証してみました。
下にようなイメージです。

例)
10:25~10:30のローソク足の終値が決定した時にボリンジャーバンドの2σを上に突き抜けていた。
⇒10:30~10:35のローソク足に切り替わった瞬間に、10:35終了の取引枠でローエントリーする。このような条件での検証です。
今回の場合10:30~10:35の足が陰線になっていれば勝ちということになりますね。

逆の場合もおなじように考えてください。

結果

1423勝 1229敗 38分け 勝率52.8%
(ハイローオーストラリアのルールに準じて引きわけは負けとしてカウントしました)

となりました。(多少の誤差があるかも)

ギリギリの勝負でしたね。この数字を見ると、やはりボリンジャーバンドのみを判断基準にするトレードは危険といえるでしょう。
とくにバンドウォークの動きで連敗する局面が非常に目立ちました。

バンドウォークによる連敗を避けるためにはトレンド発生を察知する工夫が必要かと思われます。
他のインジケータやファンダメンタルズ分析をふまえたフィルタリングが必要でしょう。

まとめ

◎移動平均線+統計学=ボリンジャーバンド
◎ボリンジャーバンドの確率を信じすぎない
◎スクイーズとエクスパンションを繰り返して相場は展開していく
◎バンドウォークに注目
◎ボリンジャーバンドの単純な逆張りはちょっと危険かも

ハイローオーストラリア公式ホームページはこちら

Japanese all-rounder

-インジケーター, バイナリーオプション, 初心者, 投資

Copyright© Dr.バイナリー , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.